夢枯記011 Renaud Garcia Fons | Légendes

contrabass solocdenja records1996
http://www.renaudgarciafons.com/

011Renaud Garcia Fons – Légendes
「solo bass」とジャケットにあるからベース以外の楽器は使用されていないのだろう。12曲入っているが、音が何らかの方法でミックスされているものがほとんどだとおもう。持ち前の経験と技術を駆使し、雑音成分を排し、あるいは雑音をとてもうまく取り…もっと読む... Read more...

夢枯記010 Daniel Studer | Details

contrabass solocdstu records1996
http://www.danielstuder.ch/

010danielstuder
とらえられる、あるいはとらえられたようで、決してとらえられない経験ー音楽のそういう場所について言葉で書くのはむつかしい。音が物質的であるようでいながら身体から離れようとしない。それはこの演奏が電気音ではないためというだけでもない。即…
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夢枯記009 Szilárd Mezei | Mint amikor tavasz (When Spring)

viola solo, contrabass solocdnot two records2005
http://www.szilardmezei.net/

009mezeiszilard
日本の春分の日に思いかけず、突如やってきた、音の春一番。コントラバスよりもヴィオラのソロが本当に素晴らしい。教会のなかのめまぐるしい音の変化とその豪快でどこか清潔な響き、とくにヴィオラは、眠気を誘うほど気持ちよいのだが、もちろん退屈…

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夢枯記008 Tuomo Haapala | Sonic Poems

solo double bass, duo with bouzoki, trio with soprano sax and marimba, quartet with voice , piano and soprano sax, and aria for elk and choir of bassviolinscdbokhandet2005
http://www.tuomo-haapala.nu/

008tuomohaapala
「Sonic Poems」ー いってみれば、<音による詩>の音楽なのか、<音なる詩>の音楽なのか、という問い。音楽の夢へと突入するまえの数秒のあの空白において、僕がそうしたとらわれた意識のなかにいながらも幸運だったのは、Haapalaさんの生まれた…もっと読む... Read more...

夢枯記007 John Lindberg | Luminosity

contrabass solocdmusic & arts programs of america1996 
http://en.wikipedia.org/wiki/John_Lindberg(wikipedia)

007jhonlindberg
ジャケットは「カンジンスキー Composition VI 1913」、タイトルの「Luminosity」は「未来への輝き」、副題で「デヴィット・アイゼンソンに捧ぐ」とある。デヴィット・アイゼンソンときけば、たしかストックホルムでのライブ、ゴールデンサックスの…もっと読む... Read more...

夢枯記006 Jean-François Jenny-Clark | Solo

contrabass solocdharmonia mundi2003
live in avignon
bass festival 1994
http://en.wikipedia.org/wiki/Jean-François_Jenny-Clark (wikipedia)

006jeanfrancoisjennyclark
なんだろう、この匂いは?。ピッチカートからはじかれる香しい匂いが、ベースアンプのレガート音の風にのって色変化する。音の動き、フレーズは高低が激しいが、どちらかというと小振りのコンパクトな演奏に思える。確かピアノのビル・エバンスのよく…もっと読む... Read more...

夢枯記005 Nobuyoshi Ino | 干反る音

contrabass solocd/馬運天/2005
http://contrebasse.haru.gs/

005inonobuyoshi
夜、闇のなかで一つのランプをつけて。聖歌「ひせきにこもりて」がはじまると、空中に何かの木彫りの像が浮かぶ。次第にそのお顔が光のなかに明らかになる。木彫りの仏像は何かにしつらえられたり、とじこめられた展示枠のなかにはない。音に浮かび上が…もっと読む... Read more...

夢枯記004 Mike Bullock | Initial

contrabass solocdchloë2002
http://mikebullock.com/

004initial
観客かだれかわからないが、人々の日常的な会話のような音で始まる。ライブか?。いつになったらベースの音がはじまるのだろうか?。どこかでうなっているようなアレは、なにか機械の音なんだろうか。。。。。その機械的なうなりの音こそが、ベース…もっと読む... Read more...

夢枯記003 Léon Francioli | Acoustic Ladyland

contrabass solocdplainis phare1990
http://fr.wikipedia.org/wiki/Léon_Francioli (wikipedia)

IMGacousticladyland
一曲目「Fuite baroque(Léon Francioli)」はかなり聴かせる。海のなかから何のレンズもなくぼやけてさしこんでくる太陽光をみた。海水が眼球に当たっている向こう側にはおぼろげな光の束がみえる。コントラバスの音が聞こえてくると人間の大きさ…もっと読む... Read more...