別府 beppu(12)2009

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昨日、ここ二週間程度の心の動き、書いてみることが何かの契機になればと思って言葉にしてみたが、さきほど読み返してみるとどうやっても書いたものが納得できずに削除してしまった。

聴くことがいかに大事であるにしても音を身体に引き受けて一音を出すということは大変なことであるし、音そして言葉と思っているうちに、言葉も音と同様に一大事にならざるをえない。写真がそのときのカメラの記録だけでは終わらないように、
楽器で少しずつ音を検証するように、一度振り返って、 残ったとしてもほんの少しだろうが、書いたものを読み返して推敲してみなければいけない。根源的なものは常にすぐそこにあるがすぐに遠ざかる。