paris, france, 2007

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写真と音にもどってみると
どんな写真や音でもよい
ということではない

注意を払って
でも慎重にならず
大胆にでもなく

動きを止めないように
と意識すると
もう動きは止まってしまうから

音と写真のあとから
発見と感受がついてくるときには
すでにその音と写真は
もうそこにない

身体が心が知っていることを
そのままやればよい
それは何でもないこと
きっと単純なこと
それは意識せずとも
きっと知っている

これは身体の一つの訓練なのか
音を写真を自由にするための

だが果てしなく難しい
惰性の許されない
一瞬一瞬の状況に
我が身をおくことだから

音と写真が
偶然の一瞬一瞬だとしても
何ら不思議でないから
出会いは厳しい

やってはこぼれおちる
そのように
身体を
鍛錬する

この旅が終わりのない楽しみでもあるなら
きっとそこに投げ出してみてもよいだろう