carmona, spain 2008

shapeimage_1-133

木曽川のむこう岸
幾重の森と林と木々
影の山


薄曇りの夜空と境する
山の端にうごめく息吹
一と全と無の境目に
その音は有る

時に一という風
時に全という風
時に無という風

風の音に一が乗り
全が託され
無が運ばれる

風の音を
聴くことから