由布院 yufuin, japan, 2009
18/09/09 15:36 由布院
堤防沿いの
木々が日々
切り倒される
地獄絵をみると
不安定に
しりぞけあいひかれあう
ひとつひとつが
かけがえのない
物質がなければ
私の生きる世界は
存することがない
結び目としての
ものたちのふるまいに
眼と耳を
むけずには
おれない
木々の墓に
ここにいない
夏の蝉は今日も
朝を告げる
落ちていく葉の秋
死すべき運命が
生くべき宿命ならば
終わりはない
堤防沿いの
木々が日々
切り倒される
地獄絵をみると
不安定に
しりぞけあいひかれあう
ひとつひとつが
かけがえのない
物質がなければ
私の生きる世界は
存することがない
結び目としての
ものたちのふるまいに
眼と耳を
むけずには
おれない
木々の墓に
ここにいない
夏の蝉は今日も
朝を告げる
落ちていく葉の秋
死すべき運命が
生くべき宿命ならば
終わりはない