京都 kyoto(2), 2008
27/08/08 21:26 京都
ジャン・サスポータスさんと斎藤徹さんのご家族の皆様と夕食をともに過ごした
ジャンさんの眼は遠いところをみていて
なおかつ現実を直視している眼だ
ダンサーと演奏家と医者の本質は同じだという話をした
まさにその通りなのだ
私の求める場所はそこにある
ジャンさんは自己と他者双方に対して心底真摯であり
他者の他者性に対して心底謙虚であり
どのような人にも可能性を見出す
そして心底というのはどうして可能か
それは自己へのゆるぎなき信頼があることによっているだろう
自己への信頼とは
自己の鍛錬とその鍛錬を他者にむけて一生かけてやり続けること
そのこと以外から生まれるものではないのだ
そのことの果てに
決して得られることのない
自由なき自由があるのかもしれない